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Vol.378 世界を旅する大扇
皆さん、サシバと聞いて何を連想しますか?差し歯ではありませんよ。サシバ(差羽、学名Butastur indicus)とはタカ目タカ科の鳥で、別名大扇(おおおうぎ)というそうです。翼を広げた大きさは105cm〜115cmもあるそうです。このサシバは渡り鳥だそうで、只今都城市の金御岳で日本野鳥の会がサシバの渡る数をカウントしているそうです。その数、今月25日までに累計1022羽のサシバが観察されたそうです。
夏になると日本へ飛来し、本州、四国、九州などの各地で繁殖した後、寒い冬を過ごすために東南アジアやニューギニアへ9〜10月にかけて大規模な群れをつくって南下するそうです。金御岳は渡りの観察ができる日本でも有数のスポットとして知られているとのこと。
観察のピークは10月初めになりそうだと言うことです。渡り鳥を見て心が癒されるのもいいですね。