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Vol.53 伊勢海老よりうまい!癒し系のエビ
さて、いきなりですが問題です。左の写真の奇妙な生物は、いったい何でしょう?尻尾の部分でかろうじてエビの仲間だということは推測できるでしょう が・・・正解は「ゾウリエビ」でございます。ゾウリエビはウチワエビ科に属するエビで、その平べったい体が特徴です。名前はそのまま、草履型をしているか らゾウリエビ。地方によってはタビエビだとか、呼び方はいろいろと変わるみたいです。そう大量に採れるものではないので、採れても出荷せずに漁師が持って 帰ることが多いようです。つぶらで愛嬌のある瞳を見ると、思わず捌くのも躊躇してしまいそうですが、漁師さんの話によると伊勢海老よりも数段美味しいのだ そうですよ。味は伊勢海老に近く、少々さっぱりめ。調理法は伊勢海老と同じように、味噌汁やお造り、ボイルなどが美味しいそうです。体は大きくても 20cm程度にしかならない上、このような扁平な体をしているので、肉量はあまり多くはなさそうですね。
それにしても、この愛らしい体型につぶらな瞳は見ているだけで何だか心癒されます。私だったら、釣れたらきっと食べずに水槽で飼ってしまいますね。
Vol.52 迫真の演技に驚嘆!子ども達のミュージカル
新富町文化会館・ルピナスみらいで行われた、ミュージカルを観覧してきました。クリスマスファミリーミュージカル「新米サンタは行く」というもので、出 演者は全員新富町の小中学生と先生方。家族や同級生が多く駆けつけたのか、開場前からすでに長蛇の列が。開演5分前ともなると、会場内には空席がほとんど 見当たらないという状態でした。
ミュージカルのストーリーは、サンタになりたいと願う少女・マリアのもとに、ある日サンタを養成する学校への入 学許可証が届き、現実の世界ではないサンタ養成学校での生活が始まる・・・というもの。失礼なことに、はじめは正直に言って文化祭レベルのものを想像して いました。・・・が!これは大間違い。公演が始まると、子ども達のその迫真の演技に思わずのめり込んでしまいました。聞くところによると、皆さんいろいろ と指導を受けながら長い期間練習してきたのだそうで、先生達も多忙な時間を縫って毎日練習に励んでいたようです。その成果が充分に発揮された、素晴らしい 公演でした。
また、新富町長が特別出演してらっしゃいましたが、なかなかオイシイところを持っていってくれてましたよ(^^)
Vol.51 役に立つ!?ワインマナー
待ちに待ったクリスマス!みなさまはいかがお過ごしでしょうか?思い切って高級レストランで派手にディナー!という方も多いのではないでしょうか。その ようなレストランでのディナーに付き物なのが、ワイン。今回は、お店で困ることのないよう、正しいワインマナーについて簡単にお教えいたします。
まずワインの選び方ですが、一般的に肉には赤、魚には白を選びますよね。しかしそこはそう深く考える必要はありません。自分の好みや予算に合わせて選べ ば、何を飲んでもマナー違反ということはないのです。そうして選んだワインを注いでもらったらテイスティングですが、まずはグラスを回して香りを楽しみま しょう。回して空気と触れ合わせることで寝ていたワインを起こし、香りを立たせることができるのだそうです。・・・と言っても素人には香りの違いもよくわ かりませんよね。儀式程度にやっておけばいいのではないでしょうか。また、飲みきれずに残ったワインですが、せっかく高いお金を出してるともったいなく感 じますよね。こういうときは持ち帰っても全く問題ないそうですよ。店員さんに言って、テイクアウトしちゃいましょう。ただマナー違反ではなくても、ちょっ とスマートではない気はしますよね(^^;
本当に簡単ではありますが、ワインマナーについて紹介させていただきました。どうでしょう?少しでも役に立ちましたでしょうか?それではみなさん、楽しいクリスマスをお過ごしください!!
Vol.50 宮崎の「県木」をご存知ですか?
みなさんは宮崎の「県木」が何かご存知でしょうか?知らないという方もだいたいの予想はつくとは思いますが・・・。そうです、南国の雰囲気漂うフェニックスが、宮崎の県木として定められています。
フェニックスは病害虫に強く寿命が長いこと、葉っぱの形が鳥の羽に似ていることからフェニックス(不死鳥)と名づけられたといわれています。原産はアフリ カのカナリー島であることから、カナリーヤシとも呼ばれます。ヤシの中では比較的寒さには強いので、日本でも関東以南ならば栽培が可能のようです。宮崎で は日南海岸や橘公園等、県内いたるところに植えられており、南国宮崎らしい景観を演出してくれていますよね。県外からのお客さんでも沿道に並ぶフェニック スを見て、宮崎に来たことを実感するという人も多いのではないでしょうか。
このような日本の各都道府県の県木は、昭和40年に県木選定委員会に よって選定されたのが始まりだといわれています。宮崎県の場合は昭和41年、県木を定めるために県民による人気投票を行ったのだそうです。そのとき、強い 人気でダントツの1位に選ばれたのが、このフェニックスだったのです。
また、都道府県が県木を定めているのと同様に、市町村単位でも市木、町木、村木等を指定している自治体があるようですよ。みなさんがお住まいの地域の木が何であるか、またはその由来などを調べてみると面白いかもしれませんね。
Vol.49 日南,鵜戸の伊勢エビ漁は最高!
海の幸の豊富な宮崎県は、全国でも有数の伊勢海老の産地であることでも知られます。伊勢海老は主に磯建網を用いて県内全域で漁獲されています。磯建網と は岩礁の周囲に網を張りめぐらせ、伊勢エビをからませて捕るもので、夕方頃、海底に網を仕掛けて翌日の早朝に網を引き上げます。宮崎県では、産卵期である 4月から8月が禁漁となるため、漁が解禁になるのは9月からなのだそうです。ですから今はちょうど伊勢海老のシーズンにあたるわけですね。
先 日、日南で伊勢海老漁に同行させていただく機会がありました。早朝から小型の船で漁場へ向かい、仕掛けた網を手作業で引き上げていきます。すると、やや小 ぶりではあるものの、沢山の伊勢海老が次々と船内に飛び込んでくるではありませんか。漁師さんに言わせると、この日はだいぶ少ない方だとのことでしたが、 初めて体験する私にとっては、あの高級食材・伊勢海老が面白いように上がってくる光景は本当に驚きでした。ただ、漁というのは当然魚を引き上げるだけが仕 事ではありません。引き上げたら伊勢海老を全て網からはずし、また網を仕掛けに出ます。その網が破れていたら修理もしなければなりません。私が見学させて もらったのは漁の一番楽しい、漁師さんの仕事のほんの一部分なのだということを気付かされた一日でもありました。
Vol.48 いよいよ今日まで!年末ジャンボ宝くじ
みなさん、今年最後のでっかい夢はもうお買い求めになられたでしょうか?年末ジャンボ宝くじの販売はいよいよ今日までとなりました!1等は、前後賞あわせて3億円。これは夢のまた夢でしょうが、年末ラッキー賞として1万円が288万本用意されており、1万円以上の当たりくじが史上最多となっているそうです。夢が少しだけ現実に近づいたような気がしますよね・・・!?
さて、ここでちょっと宝くじの歴史について簡単にお教えいたします。まず日本で の宝くじの起源は、江戸時代初期の富くじにさかのぼります。富くじは庶民の間で大流行したのですが、天保の改革の際に禁止されてしまいました。その後しばらく日本には宝くじの無い時代が続いたようです。そうして昭和に入ると、戦時中の日本は軍事費の調達を目的として「勝札」を発売しました。しかしこれも発売後すぐに終戦となったおかげで抽選前に立ち消えになってしまいました。「負札」などと皮肉られたみたいですね。そして終戦後間もないうちに、今度は装いも新たに「宝くじ」という、現在のものと同じ名称のくじが売り出されるようになりました。ハズレ券4枚でキンシ(たばこ)4本が貰えるなどユニークなものでしたが、これが現在の宝くじのルーツとなるものなのでしょうね。
さぁ、年末ジャンボ宝くじに夢をかけた皆さんは31日の当選を楽しみに待ちましょう!買いそびれた皆さんは明日(20日)から発売される、新春一番に抽せんが行われる「初夢宝くじ」に挑戦してみてはいかがでしょう?
Vol.47 野鳥が集う常緑樹・クロガネモチ
先日、文化公園内の県民広場を歩いていると、緑色の木々の中に一本だけ、鮮やかな赤色が際立っている樹木を発見。紅葉かな、と思い近づいて見ると、それは赤い実がびっしりと鈴なりに実ったクロガネモチの木でした。
クロガネモチは、関東以西に自生する常緑高木で、樹皮は鳥もちや染料などに用いられます。その黒みがかった葉や枝から、クロガネ(黒鉄)モチと名づけられ たと言われているようです。排気ガスや病害虫にも強く、街路樹としても良く使われているので、大変馴染み深い植物ですよね。5〜6月頃には白くてかわいい 花を咲かせるそうです・・・が、小さい花なので咲いていることにも気付かない事が多いようです。確かに赤い実は毎年目にしますが、クロガネモチの花といわ れてもあまりピンとこないですよね。また、その真っ赤に目立つ直径3〜5ミリの果実は、秋頃から熟しはじめ、3月頃まで赤く色づいています。野鳥がよくこ の実をついばんでいますが、実は相当苦いのだそうですよ。食欲をそそりそうな赤色をしてますが、くれぐれも私たち人間は口にしようなどとは考えないように しましょうね(^^;
Vol.46 宮崎の街を見下ろすリゾートホテル
先日、来年3月までとなっていたオーシャンドームの営業が、来年9月までに延長されることが決まりました。「シーガイアのシンボルであるドームの存在は 集客に必要」と判断し、通期営業の延長を決めたとのことです。9月までと言わず、今後もずっと宮崎のシンボルとして存続してもらいたいものですね。
さて、そのオーシャンドームの隣にそびえるのは、言わずと知れたシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート。シーガイアの中でもひと際目立つ、高さ 154mの高層ホテルです。ここの展望フロアからは、東には一面に広がる太平洋を、西には宮崎市内を一望できます。九州一の高さを誇るホテルですから、そ のロケーションは文句ナシ!上の写真も展望フロアからドームを見下ろし、撮影したものです。また、全室オーシャンビューなので室内からも雄大なパノラマ風 景が楽しめますよ。ここから眺める、日向灘の水平線から昇る朝日も、大変見事なものなのだそうです。お正月はちょっと贅沢にシェラトンで朝を迎え、初日の 出を拝むというのもいいのでは?
Vol.45 冬の空よもやま話
今年は暖冬だと言われてましたが、南国・宮崎も徐々に気温は低くなり、いよいよ冬らしくなってきました。寒くて屋内に閉じこもってしまいたくなる季節で すが、ちょっと外へ出て空を見上げてみてください。冬の空の色は一般的に「灰色」と表現されることが多いですが、晴れた冬の空というのは、濃く鮮やかな青 に見えるものなのです。湿度の高い夏の空は、太陽光線が空気中の水滴を通り、散乱することで白っぽく淡い青色になりますが、空気が乾燥した冬の空は水滴も 少ないため、濃い青空に見えるのだそうですよ。夏の晴れ渡った青い空も気持ち良いですが、冬の空もまた趣があっていいものだと思いませんか?
ちなみに、冬に空がどんよりと暗くなることは「雪ぐれ」と言うそうです。また、雪が降りだしそうな空は「雪空」「雪模様」「雪氣(げ)」などと言ったりするようですよ。冬の空ひとつとっても、色んな呼び方があるものなんですね。
Vol.44 美味!冬場のハモ
沖合いを流れる黒潮の、豊かな恵みを受ける宮崎県。その宮崎・日向灘の沿岸で大量に水揚げされている魚のひとつに、ハモが挙げられます。ハモは太平洋側で は福島、日本海側では新潟以南の各地沿岸で漁獲されています。全国的には明石産などが特に有名のようですが、宮崎のハモも負けないくらい、いい味してるん ですよ。
ハモは一般に夏が旬とされていますが、産卵を終えて食欲が増し、脂の乗り味にコシが出てくる冬もまた美味しいのだそうです。食べ方とし ては、湯引きに吸い物、刺身、唐揚げ、天ぷら、照り焼き・・・と、どんな食べ方でも美味しくいただける優れた食材です。ただ、味はいいのに小骨が多くて非 常にさばくのが困難なのがハモの難点。包丁を細かく入れる「骨切り」は熟練の料理人さんのなせる技ですもんね。どうしても家庭で食べたいという時は、すで に捌かれたものを買ってくるのが無難でしょう(^^;